はなちるのマイノート

Unityをメインとした技術ブログ。自分らしくまったりやっていきたいと思いますー!

【Unity】Unity Cloud Diagnosticsを導入してクラッシュ・例外レポートを収集する

はじめに

今回はUnityが公式で提供しているUnity Cloud Diagnosticsという機能について紹介,導入方法を書いていきたいと思います。

docs.unity3d.com

Unity Cloud Diagnosticsとは?

公式ドキュメントではこのように表記されています。

・クラッシュと例外レポート (旧名称 Performance Reporting) - 自動化されたマネージ例外とネイティブのクラッシュレポートを収集します。
・User Reporting (旧名称 Bug Reporting) - フィードバックとバグレポートをテスターやユーザーから直接収集します。

ざっくりというとリリースした後にユーザーが遭遇したエラーを収集してくれるツールといったところでしょうか。

導入方法自体もかなり簡単なので、導入して損はないと思います。

導入方法

Unity Services のためのプロジェクトの設定

まずUnity ServiceというUnity AdsUnity AnalyticsUnity Cloud Build等のサービス群を提供してくれるサービスを使うための設定を行います。
docs.unity3d.com

設定する際にUnity Services Project IDが必要になるのですが、まだ取得していない方はこちらのサイトより登録を行なってください。(Unity内でもできる)
developer.cloud.unity3d.com

Cloud Diagnosticsを有効にする

ここからはUnity2018.3以降のやり方となります。それ以前の方は公式ドキュメントをご覧ください。
Setting up Cloud Diagnostics | Unity Cloud Diagnostics

準備ができた方は、PackageMangaerを開き、Unity User Reportingをインストールします。

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Unity User Reporting

次にWiindow -> General -> Serviveを選択。

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Service Windowの開き方

Sercice Windowが開けたら、CLOUD DIAGNOSTICSをクリックします。

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Service Window

あとはClashes and exceptionsにチェックを入れれば完了です。

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チェックをON