はなちるのマイノート

Unityをメインとした技術ブログ。自分らしくまったりやっていきたいと思いますー!

【Unity】ShaderGraphのTiling And Offsetノードについて

はじめに

今回はShaderGraphのTiling And Offsetノードについての記事になります!

よくUVスクロールなんかに用いたりするTiling And Offsetノード。

f:id:hanaaaaaachiru:20191122220700p:plain

これについて掘り下げていきたいと思います。

各ポート

名前 入出力 値の種類 意味
UV 入力 Vector 2 入力するUVの値
Tiling 入力 Vector 2 UV座標を何回繰り返すか
Offset 入力 Vector 2 UV自体の座標を移動するパラメーター
Out 入力 Vector 2 出力するUVの値

Tiling

Tilingx方向とy方向にいくつのテクスチャを並べるかを決めます。

f:id:hanaaaaaachiru:20191122222534p:plain

f:id:hanaaaaaachiru:20191122222639p:plain

Offset

Offsetテクスチャを並べるときの開始位置を決めます。

f:id:hanaaaaaachiru:20191122225055p:plain

f:id:hanaaaaaachiru:20191122225819p:plain

実装例

Tiling And Offsetを使った簡単なUVスクロールを作ってみました。

f:id:hanaaaaaachiru:20191122230328p:plain

f:id:hanaaaaaachiru:20191122230346g:plain


ただしテクスチャが繰り返し表示されるようにWrap ModeRepeatに設定することを忘れないでください。
f:id:hanaaaaaachiru:20191122230655p:plain

さいごに

UV関係にはよく使われるノードなので、是非マスターしたいですね。

またUVスクロールを使うだけでかなりエモいものもできるかもしれないので、上手く使ってみてください!