はじめに
今回はGameBuilderにてterrainとactorの違いについての記事になります!
GameBuilderの世界では、terrain(テライン)とactor(アクター)という2種類の要素ですべて構成されています。
これらの直訳としては、terrainは地形、actorは俳優となりますが、どちらに属するかで性質が大きく異なります。
さっそく見てみましょう。
テラインとアクターのどちらか
実際に見たほうが早いと思うので、画像を一つ用意してみました。

この画像の中には
・ロボット
・木
・星
・斧
・岩
・レンガ
・土ブロックの階段
が存在します。
これらは必ずアクターかテラインのどちらかなのですが、果たしてどれがどっちでしょうか。
もしかしたら感の良い方は気づいたかもしれませんが、ここで分けることができます。
アクター
・ロボット
・木
・星
・斧
・岩
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テライン
・レンガ
・土ブロックの階段

また今回入れるのを忘れていましたが、テキストもアクターに属します。

これらの大きな違い
テラインとアクターの違いはいったいなんでしょうか。
一番分かりやすい違いは、生成方法の違いです。
ビルドモードのとき、8つのツールの中にクリエイト(テキスト)ツールとテラインツールがあると思います。

名前から想像がつくかもしれませんが、
- クリエイト(テキスト)ツールから作られたものは全てアクター
- テラインツールから作られたものは全てテライン
です。
ただこれ以外にも異なった性質があります。
Move・Rotate・Scaleツールが使えるかどうか
またこのような違いもあります。
- アクターはMove・Rotate・Scaleツールによって場所・角度・大きさを変化させることができる
- テラインはMove・Rotate・Scaleツールによって場所・角度・大きさを変化させることができない
つまり、テラインはこれらのツールの対象として選択することができないのです。

なので微調整を加えたい場合は、アクターにする必要があるでしょう。
Logicを持てるかどうか
ただ一番の違いはLogicを持てるかどうかだと思います。
- アクターはロジックを持てる
- テラインはロジックを持てない

例えば扉にぶつかったら開くといった動作をさせたい場合は扉がロジックを持つ必要があります。ということは、扉は必ずアクターでなければなりません。
また動く床なんかを作りたいと思ったときは、床なのでテラインで作りたい気持ちもあるかもしれませんが、動かすにはロジックが必要なので必ずアクターで作る必要があります。
さいごに
GameBuilderの世界では必ずアクターとテラインのどちらかに属するので、これが果たしてどっちなのかを考えながらプレイしてみるのも面白いと思います。
また私はこんな違いを見つけらのですが、まだ違いがある可能性も大いにあります。もし「こんなのを見つけたよ!」であったり「ここ違うんじゃない?」といったことがあれば、是非コメント等で教えてください!