はじめに
今回はUnityのメッシュをフルカラーでMagicaVoxel
にエクスポートできるMagicaVoxel Tools
というアセットについて紹介したいと思います。



概要
MagicaVoxel Tools
を用いることでUnity上でMagicaVoxel
にて利用されるフォーマット.vox
への入出力が可能になります。
Export any of your Unity meshes with full color to MagicaVoxel.
Import MagicaVoxel files Optimized to Prefabs.
// DeepL翻訳
UnityのメッシュをフルカラーでMagicaVoxelにエクスポートできます。
Prefabsに最適化されたMagicaVoxelのファイルをインポート。
Export
- Standard Unity Meshes
- Skinned Meshes
- Combined Meshes
※Includes a Mesh baker, so you can Voxelize multiple meshes as a single object.
Import
- Optimized Mesh
- MagicaVoxel Materials
- Voxel Data
環境
MagicaVoxel Tools v1.6.1
対応プラットフォーム
Unity 2017.4.32 or higher
MagicaVoxel-0.98.2 or newer
MagicaVoxelへエクスポート
メニューバーからTools/MagicaVoxel Export
を選択し、Export Editor Window
を開きます。

この画面を開いた状態で、MagicaVoxel
へエクスポートしたいゲームオブジェクトを選択してください。(一つのMesh
だけのゲームオブジェクト)


Size
により、Palette
により色の総数を変更することができます。
Export
を押すと、.vox
ファイルが出力されます。
またデフォルトではAssets
以下にファイルが生成されますが、フォルダマークを選択することで出力先を設定することができます。
MagicaVoxel
で.vox
を開くことで、正しく出力できていることを確認することができます。

複数のメッシュを1つのオブジェクトにベイクしてボクセル化
GameObject(Mesh Rendererなし) |---- GameObject(Mesh Renderer) |---- GameObject(Mesh Renderer) |---- GameObject(Mesh Renderer)
このように複数のメッシュにより構成されていた場合、一度一つのメッシュに結合した後にエクスポートする必要があります。

対象のGameObject
のルートのGameObject
に対してHierarchy
ビューで右クリック、Bake
を選択すると、メッシュが結合されたGameObject
が新しく生成されます。

.voxのインポート
.vox
をUnity上で扱える機能が実装されています。(技術的な話でいうとScriptedImporter
を利用している)

Create Pehab
ボタンを押すことでPrefab
が作成され、シーン上に配置することができるようになります。

さいごに
おまけで爆発させられるようなExplodable
コンポーネントが同梱されています。
