はじめに
Unityを色を選択する際に、このようなカラーピッカーがあることをご存知でしょうか。
おそらくよく見かけるのは右の方のカラーピッカーだと思いますが、ColorUsageAttribute
を使うことで左側のHDRカラーピッカーを使うことができます。
そもそもHDR
ってなんやねんという声が聞こえてきそうですが、従来の色の表現SDR(Standard Dynamic Range)
よりも明るさの表現を広げたもののことを指すそうです。
【Unity】HDRってなんやねーん!という人のための解説 │ エクスプラボ
では早速みていきましょう。
属性
冒頭でも述べましたがColorUsageAttribute
を使うことでHDRカラーピッカーを使うことができます。
ColorUsageAttribute(bool showalpha, bool hdr)
3つのオーバーロードがありますが、一番使うのはこの属性だと思います。(一応order
もありますが省略)
名前 | 意味 |
---|---|
showalpha | alpha(透明度)を設定できるか |
hdr | hdrカラーピッカーを使うか |
使い方
using UnityEngine; public class Sample : MonoBehaviour { // よくみる普通のカラーピッカー [SerializeField] private Color _color; // HDRカラーピッカー [ColorUsage(false, true), SerializeField] private Color _hdrColor; // Alpha(透明度)付きのカラーピッカー [ColorUsage(true, true), SerializeField] private Color _hdrColorWithAlpha; }
さいごに
HDRカラーピッカーで指定した色とPostProcessing
のbloom
をうまく活用するととても綺麗な色を作ることができるので、オススメです。
良かったらうまく活用してみてください。
ではまた。