はなちるのマイノート

Unityをメインとした技術ブログ。自分らしくまったりやっていきたいと思いますー!

【雑記】技術ブログに急にポエムを投稿してしまうような、生き恥を晒せる大人になりたい

創作活動と羞恥心は常に隣り合わせだと思う

はじめに

最後に技術系以外の記事をこのブログに投稿したのはいつか、もはや自分でも覚えていません。かなり形骸化してしまっていますが、このブログは一応雑記ブログという位置付けだったりします。

話は変わりますが社会人になるタイミングというのは、自身が大人になったと自覚する良いタイミングかと思います。勉強会などで学生さんに会うと、もう自分はそちら側でないんだなと気づきちょっと変な感覚です。正直気持ち的にはまだ18歳くらいなのですが、幸か不幸かもう子供に分類されることも難しくなっているに違いありません。

恥と創作活動

人間誰しも恥はかきたくないですよね。例えば私は多くの人の前で話したりすることが苦手です。変なことを言ってしまったらどうしようなど、恥をかきたくないという気持ちが湧いてきます。

私の場合、高校生の頃までは"恥をかきたくない”という気持ちが非常に強かったと思います。周りの様子を伺って、なるべく無難な行動をしてきました。今思うと自分の人生を生きているというよりは、見えない何者かに操られているような感覚に近かったかと思います。

昔読んだことのある小説にこのような言葉があったのですが、すごく感動した記憶があります。

〝……確かに何かがいる。人に『かくあらねばならない』と思いこませている何者かが。それは人々の間に入り込み、いつのまにか世界を軋きしませている〟
〝……人間の生涯に、何らかの価値があるとするならば、それはその何者かと戦うところにしかない。自分の代わりにものごとを考えてくれるイマジネーターと対決するVSバーサスイマジネーター──それこそが人々がまず最初に立たねばならない位置だろう。〝

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888069632/episodes/1177354054888227137

そんな私の転機は、大学生の頃に始めた創作活動だったと思います。ゲームを作ろうとなった際に、逆に周りと同じことをしていたらいけないということに気がついたんですよね。全て他人と違うことをしなければならないわけでは決してないですが、ストアに既にゲームが沢山ある中で手に取ってもらうためには何か尖るものがなければいけないわけです。それまで周りと同じことをしていればよいと思っていた価値観が変わってしまいました。

でも当然周りと違うことをすると恥をかきやすくなってしまいます。元々恥ずかしがり屋だった私の性格がそんな簡単に変わるわけではなく、ずっと恥ずかしさと葛藤をしています。少しずつ慣れてくるかなとか思ってましたが、今だに怖くて怖くてたまりません。

恥と大人

周囲から評価されたりすると段々自信がついてきて恥ずかしさも消えてくるなんて通説もありますが、今のところそんなこと全くありません。私のような弱小ゲームクリエイターはまだその境地に至れていないだけかもですが、むしろ年々恥をかくことの恐怖感が増しているような感覚さえあります。

若い頃・経験の少ない頃は何かやらかしたりしても割と笑って許される感があったりしますが、だんだんプライドが強くなってくる・周囲からの見え方が異なってくる等のくだらない思い込みでより身動きが取りづらくなっていくみたいな。

生き恥を晒せる大人になりたい

創作活動は常に恥と隣り合わせだと思います。かといって創作活動を辞めたいという気持ちは今のところ全くないです。たぶん今後も恥ずかしさに悶えながら、自身の妄想を垂れ流していくのでしょう。

また創作活動に限らずとも、たぶん何かに挑戦するということは恥をかきやすいのだと思います。それでも失敗も後悔もきっと自身の夢の実現に繋がると信じて、生き恥を晒せるような大人になりたいです。

補足

冒頭のポエムはフィックションです。