はじめに
前回の続きをやっていきたいと思います。
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ちなみに内容的には昔書いたこの記事とかなり似ている感じでした。
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第3章「関数の増加」
Θ記法
ある与えられた関数に対して、を関数の集合と定義する。
O記法
Θ記法は関数を漸近的に上下から限定するのに対して、漸近的上界だけ関心があるときはO記法を用いる。
Ω記法
Θ記法は関数を漸近的に上下から限定するのに対して、漸近的下界だけ関心があるときはΩ記法を用いる。
o記法
こちらはアルゴリズムを考える上ではあまり使われないやや発展的内容。
O記法(ビッグオー)が与える漸近的上界は常に漸近的にタイトであるとは限らない。つまりが成立する。
対して o記法(リトルオー)は漸近的にタイトでない上界を表すのに用いられる。
であるが、となる。
イメージとしてはO記法はで、o記法はな感じ。
ω記法
同様にやや発展的。
o記法と同じ感じで、漸近的にタイトでない下界を表すのにω記法を用いる。