はじめに
今回はゲームアプリ「クローズドサークルからの脱出」を実際にローカライズした経験をもとに、ローカライズをする方法と手順について書いていきたいと思います。
ローカライズの方法について書く前に、自分で翻訳してしまえば良いじゃないかと思う方もいるかもしれません。
確かに最近はGoogle翻訳やDeepL
の精度も上がっているとは思いますが、自身で翻訳することはおすすめできません。
よっぽど語学に自信がある方は別ですが、翻訳を依頼することがもっとも現実的だと思います。
依頼すると聞くと敷居が高そうに感じるかもしれませんが(実際に私がそうだった)、一度やり方を覚えてしまえばそこまで恐れる必要はないと感じました。
作品をより多くの人へ届けるためにも、是非挑戦してみてください。
ココナラを使う
私がオススメする翻訳方法はココナラを使うことです。
coconala.com
CM等でも聞いたことがあるかもしれませんが、サービスの説明はこんな感じ。
ココナラは、ビジネスからプライベート利用まで、個人のスキルを気軽に売り買いできる日本最大級のスキルマーケットです。
私が考えるココナラを利用するメリットはこちら。
- やり取りはプラットフォームを介して行うのでトラブルが少なく敷居が低い
- 様々な出品者がいるので自分にあった方を見つけられる
様々な出品者がいるので、相場と比較して比較的安い値段で受けられる可能性もあります。
一応書いておくと、日本語から英語への翻訳の相場は、日本翻訳連盟による翻訳料金表によると1文字20円~30円あたりだそうです。
【2021年最新版】翻訳の料金や単価はどのように決まるの?相場は?|翻訳会社WIPジャパン
やり取りの流れ
実際に依頼を行う際のやり取りをざっくりとまとめてみます。
- 見積もりをする
- 購入する
- トークルームでやり取りを行う
- 納品してもらう
- 評価をする
見積もりをする
まずは出品されているサービスを選び、見積り・カスタマイズの相談をするを選択します。
すると情報を入力するテンプレートが表示されるので、それらを入力した後送信すれば出品者からお返事がくるはずです。
あとはお互いにやり取りをして見積もりをしていただきます。
最初は緊張するかもしれませんが、相手の方も慣れているかたが多いと思うのでスムーズに進むはずです。
購入する・トークルームでやり取りを行う
提案された見積もりを購入すれば,トークルームへと移動します。
こちらでは納期や依頼の詳細についてのやり取りを行います。
納品してもらう・評価をする
後は納品されるのを待ち、実際に納品されたら評価をしてやり取りは終了です。
私の場合、相手の方がとても丁寧で対応も素早い方でしたので、なにか困ったりはなくとてもスムーズに進めることができました。
さいごに
一度ココナラのやり方を覚えてしまえば、ローカライズのみならず様々な場面で活用できると思います。
私自身アプリのアイコンやイラストなんかもココナラで外注してみようかななんて既に考えちゃったりしてます。
くどくて申し訳ありませんが、最初は緊張するかと思いますが、相手も慣れているので変に恐れる必要はありません。
是非一歩を踏み出してみてください。
ではまた。
追記) 一応ココナラのざっくりとした流れを掲載させていただく許可をいただいた上で執筆をしています。出品者の方に改めて感謝申し上げます。