はじめに
今回はCRLF
・LF
・CR
の違いとRider
での設定方法について取り上げたいと思います。
改行コード
改行コード とは、ワードプロセッサ(ワープロ専用機)やコンピュータなどで、改行を表す制御文字である。
しかし歴史的な経緯から複数のコードが混在していて、システム(ソフトウェア)によって以下の3種類のどれかを利用しています。
CR
: Carriage Return(キャリッジリターン), カーソルを左端の位置に戻すLF
: Line Feed(ラインフィード), カーソルを新しい行に移動するCRLF
: CR + LF
UNIX系OSはLF(0A
), macOS系はCR(0D
), Windows系はCRLF(0D 0A
)が標準的な改行コードとして利用されています。
例えば、UNIXでは、改行コード列は「0A(16進)」であり、Windowsでは「0D 0A(16進)」、Macintoshでは「0D(16進)」である。
Riderでの設定方法
新規ファイルに対しての適応方法
メニューバーよりJetBrains Rider/Settings...
(Mac)を選択し、設定画面を立ち上げます。
タブバーのエディタ/コードスタイル
をクリックし、一般/改行コード
より改行コードを設定します。
現在開いているファイルに対して改行コードを変更する
Rider
の右下のLR
・CR
・CRLF
と記載されている箇所を選択することで変更することができます。
指定したファイルやディレクトリ内のファイルに対して改行コードを変更する
プロジェクトツールウィンドウ(画面左側のエクスプローラーが表示されている箇所)にてファイル(フォルダの場合はファイルに再帰適応)を選択した状態で、メニューバーのファイル/改行コード
より設定できます。