はなちるのマイノート

Unityをメインとした技術ブログ。自分らしくまったりやっていきたいと思いますー!

【Unity】OpenUPMを利用してアセットをインストールする方法

はじめに

今回はOpenUPMを経由してアセットのインストールを行ってみようという記事になります。

OpenUPM is a service for hosting and building open-source UPM (Unity Package Manager) packages. OpenUPM provides a managed UPM registry and automatic build pipelines. The intention is to create a universal platform to discover, share, and distribute open-source UPM packages.

// DeepL翻訳
OpenUPM は、オープンソースの UPM (Unity Package Manager) パッケージのホスティングとビルドのためのサービスです。OpenUPMは、管理されたUPMレジストリと自動ビルドパイプラインを提供します。オープンソースのUPMパッケージを発見し、共有し、配布するための普遍的なプラットフォームを作成することを意図しています。

Introduction | OpenUPM

わざわざOpenUPMを使わずともGit URLからインストールすればええやんと思うかもしれませんが、以下のようなメリットがあります。

  • バージョンをPackage Manager上で変更できる
  • 組織が持つアセットの一覧をPackage Managerに表示することができる

その前に

OpenUPMを利用するには以下の2つが必要になります。

  • Node.js
  • OpenUPM

まだインストールしていない方はインストールを済ませておいてください。

Node.jsのインストール

nodejs.org

こちらのサイトから、LTSをダウンロード&インストールしてください。

OpenUMLのインストール

コマンドプロンプトやターミナルにて以下のコマンドを打ち込みます。

$ npm install -g openupm-cli

やり方

こちらのサイトからお目当てのアセットがあるかを確認、もしくは以下のコマンドを打つ事で該当アセットがあるか調べます。
Packages | OpenUPM

$ openupm search アセット名

// 例
$ openupm search アセット名
f:id:hanaaaaaachiru:20220317210730p:plain
OpenUPMのサイトでの検索
f:id:hanaaaaaachiru:20220317210555p:plain
コマンドでの検索


あとはコマンドプロンプトで任意のUnityプロジェクトのルートに移動し、以下のコマンドを打てば完了です。

openupm add com.〇〇.〇〇

// 例
$ openupm add com.cysharp.unitask
f:id:hanaaaaaachiru:20220317211204p:plain
インストールされている様子

特にバージョンをPackageManager上から変更できるのは嬉しいですね。

Unity上のみで完結させる

OpenUPMのコマンドをいちいち打つのは面倒ですが、どうやらProject Settingから設定できるようです。

f:id:hanaaaaaachiru:20220317213313p:plain
Project Settings -> Package Manager
  • Namepackage.openupm.com
  • URLhttps://package.openupm.com

組織が持つアセットを一覧で表示する

またcom.cysharp.unitaskから.unitaskを除いた、com.cysharpと入力するとその組織がもつアセットを一覧でPackage Managerに表示されます。

f:id:hanaaaaaachiru:20220317214941p:plain
組織がもつアセットを表示

OpenUPMへのパッケージの追加

ここはあまり詳しく書きませんが、OpenUPMにパッケージを追加する際に以下のサイトを利用します。
openupm.com

ただprivateリポジトリだと検索に引っ掛からないぽいので、publicリポジトリでないとダメなようですね。