はじめに
今回はTypeScriptでGamilを使ったメルマガを作ってみる記事になります!
無料でお手軽に使えるGoogle Apps Scriptですが、GmailやスプレッドシートといったGoogleサービスを簡単に操作することができます。
今回はその中のGmailに注目してメルマガを作ってみたいと思います。
では早速行きましょう。
MailApp.sendEmail
メールを送るにはMailApp.sendEmailメソッド
を用います。
オーバーロードが4種類ありますが、一番使いそうなのはこちらです。
sendEmail(recipient, subject, body)
https://developers.google.com/apps-script/reference/mail/mail-app
返り値はvoid
,引数の型はすべてString
です。
引数名 | 意味 |
---|---|
recipient | 宛先 |
subject | 件名 |
body | 本文 |
使ってみる
function send(){ MailApp.sendEmail('送る相手のメアド','件名','本文'); }
複数人送る場合はこちら。
function test(){ var recipients = ['sample@gmail.com','sample2@gmail.com']; MailApp.sendEmail(recipients, '件名', '本文'); }
決めた時間に自動で送信する
メルマガといえば定期的にメールを送信する機能が必要となります。
それを実現するための機能もGASには備わっていて、特定の時間や曜日,日にちなどをトリガーとしてスクリプトを実行することができます。
今回は毎週月曜日にしてみましょう。まずは編集 -> 現在のプロジェクトのトリガー
を選択。
すると新しいタブが開くので、右下のトリガーを追加
をクリック。
あとは以下の画像を参考にしながら自分の好みの設定にしてください。
このように一覧に表示されていたら、設定した時間になった際に実行されるはずです。
さいごに
GASは無料で使える代わりにいくつか制限があります。メールの送信は20,000/day
みたいなので、そこだけは注意する必要です。
https://developers.google.com/apps-script/guides/services/quotas
是非上手く活用してみてください!