はなちるのマイノート

Unityをメインとした技術ブログ。自分らしくまったりやっていきたいと思いますー!

2022年を振り返り、大学院生TRPGやSwitchリリース、アプリリリースなど

はじめに

2022年も今日で終わり。

毎年振り返り記事を書いていたので、今年もやっていきます。

www.hanachiru-blog.com

1月

Switchでリリースしたクローズドサークルからの脱出を有名な実況者であるFOS ホワイトさんに実況してもらえました。
クローズドサークルからの脱出 ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

このツイートを見つけた時はすごく嬉しかったですね。ゲームを作って良かったです。

またこれをキッカケにFOS ホワイトさんのゲーム実況をよく見るようになりました。割とインディー系?が多く、こんなゲームあったんだという発見をさせてくれます。

2月

千夜官女記というアプリをリリースしました。

結果的にはあまり伸びなかったので悲しいところはありますが、ノベルゲーム作成の経験値は少しゲットできたと思います。

ゲームを作って売ることは難しいと改めて実感しました。

3月

3月は確か春休みでしたかね。

Twitterを振り返るとBarracudaを触ったりしていたようです。

また現在進行形で作っているゲームの基盤周りをゴリゴリ作っていたような記憶があります。

4月

サボテン君を買ったり、Unityアフィリエイトがぼちぼち貯まったので受け取ったり、着々とゲーム制作を進めていたようです。


5月

Androidのクローズドサークルからの脱出が1万ダウンロードを超えられたみたいです。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.Hanachiru.ClosedCircle&hl=ja&gl=US

評価も結構高めに皆さんつけていただけて、本当に嬉しかったです。

ゲーム開発者あるあるだとは思うのですが、自分のゲームにコメントを貰えたり反応を貰えたりすると、普段味わえないような特別な喜びがあるんですよね。

一度味わったら、辞められずにまたゲームを作っちゃう感じです。

まあゲーム制作は色々な要素や作業を求められるので、辛いことの方が多いとは思いますけど辞められません。もはや麻薬のような...。

6月

半年も経ってやっと自分のゲームをSwitchに入れました。

自分がSwitch持ってないのにSwitchのゲーム作ってたと思うと普通に頭おかしいですよね。それでもなんやかんやどうにかなるので、不思議な世界です。

一応楽天で12月くらいにSwitchを買ってはいたのですが、6月経ってついに開封の儀を行いました。

最近はSwitchの魅力に気がつき始めてかなり愛用させてもらってます。

後昔に出した脱出ゲームのAndroid10万ダウンロードを超えてました。

スマホ&脱出ゲームは凄いですね。

特にUnityを始めました!みたいな初心者の方は、色々な意味で作っておくと良いと思います。

以前程の勢いはなくなってきている?かもしれませんが、ジャンルに固定ファンが沢山いるので狙い目なジャンルです。

7月

相変わらずゲームを作っていますね。果たして来月にPVを出せるのか...。

宣伝のいつもの方針なのですが、最初PVができるまでは制作中のゲームについてあまり発信しないようにしています。

SNSは反応が数字として現れますし、モチベーションにも直結するので、個人的には最低限見せられるところまでは作ろうって感じです。序盤はバズることを妄想しながら細々と作ってます。

SNS戦略として定期的に進捗ツイートをすることが大切(特に個人開発者)だとは分かっているのですが、 自分のメンタルにも気を遣ってこうしているって感じですかね。
(かといってずっと作ってきて、全く反応がないとかだったらメンタルやられそうだが...)

まあ結局誰も興味を持ってないということに気づいて、好き放題してやろうってなるのが私のいつものパターンではありますが。

8月

Unity Performance Tuning Bibleのコントリビュータになったりしました。
github.com

そんな大した貢献をしたわけではないのですが、ちょっと誇らしげな感じあります。ハッピー。

後、今作っているゲームのお披露目PVを出しました。

これが想像以上に伸びてくれて、人生一位レベルで嬉しかったです。

ツイート直後はもう有名クリエイターになって、みんなにキャーキャー言われる妄想までしましたが、全然時期尚早ですね。

調べたところウィッシュリストの23%が購入に繋がる?らしいので、数字的にはまだまだです。

平均として、ゲームは存続期間において23%がウィッシュリストから販売あるいは有効化につながっています。

Steam :: Steamworks Development :: Steam Platform Analysis: Wishlist Update

別に隠すことでもないので言ってしまうと、今のウィッシュリストが1,360なので23%で考えると312くらいにしかなりません。

PVツイートをした時にSteamページがなかったのが最大の失敗だったと思いますが、今後の宣伝活動にかかってるのは間違いなさそうです。

ゲーム開発界隈は"知られていないゲームは存在していないのと同じ"といった世界ですからね。悲しいけど現実なので、頑張りたいと思います。
youtu.be

それに今回のゲームは全て自分だけで作っているわけではなく、イラストだったり音楽だったりと手伝ってくださっている方もいます。
そういった方に少しでも恩返しをしたいなといった気持ちもありますし、ゲームをヒットさせることが最大の恩返しになるのかなと私は思ってます。

せっかく神様?からいただいたチャンスなので、どうにかモノにして結果に繋げたいです。

良ければSteamのウィッシュリストに入れてくださると...!
store.steampowered.com

9月

やっとSteamページが開設されました。

ツイートが伸びてから13日後に開設したのが、本当に悔やまれますね。もっと早く行動しておけば...。

あと最初はスマホをメインに見据えていたのですが、これからは(今回のゲームは)Steamをメインに見据えていこうかなと考え直しました。

あくまで個人的な肌感ですが、スマホ市場は成熟期に入っていて、最近はスマホインディーゲームを作っていた人がSteamやコンシューマーにも展開していくパターンが増えているような気がします。

Unityを使って制作している人なら複数プラットフォーム対応は(比較的)簡単ですし、Switchへの参入障壁が小さくなったことも要因だと思いますが、ユーザーが増えるのならメリットは大きいと思います。

逆にいうとスマホ市場だけだともう生き残れないみたいな意味合いもあるのかもしれません。

私の周りの人達を見ていてもスマホゲーをやらなくなった人の方が多く、スマホゲーをやっている人でも昔からずっと続けていたソシャゲだけという人が多い気がします。対してSteamのゲームはやったことがなくても、実況者などを通して知っているという人が多いですね。

今はやっぱり実況が超重要なんですかね。スマホゲーは実況されずらいので不利だと思います。

私の場合も予約数的にもSteamの方が多いですし、この流れにのって行こうかと。

10月

ブログの合計PVが100万PVを超えたみたいです。

最近はブログ経由で知ってくれた方とかもチラチラと見るので、やっていて良かったなと思います。継続は力なのか。

また1月上旬あたりに、ブログのPV遷移や収益に関しての記事を書こうと思います。

11月

講談社さんが行うゲームクリエイターズラボに応募させていただいたのですが、書類審査が通りました。

結果的にはダメではありましたが、講談社の方から色々とアドバイスをいただけたりして良かったなと思います。

Switchの英語版のクローズドサークルからの脱出がリリースされました。

結構対応が大変だったので、少しでも売れてくれたら嬉しいです。

12月

INDIELiveExpo Winter 2022で大学院生TRPGを取り上げていただけました。

ライブの演者さんもちょっと反応してくれて嬉しかったです。

後初めてアドベントカレンダーを書いたりしました。


さいごに

実は絶賛スランプ中といいますか、本当にこのゲーム面白いのか疑い期に入ってしまっていまして、結構ゲーム制作に苦しさを感じてたりします。

ちょっと自信喪失をしちゃってる感が...。

これもゲームを作っている方にとってはあるあるだと思いますし、私自身何度もこの感覚を味わってはいるのでまた来たかという感じではあります。

まあ今までの経験上、そのせいで制作中のゲームを投げ出すみたいなことはしないのでそこだけは安心です。

ただ今のゲームシステムだと面白くするのに限界があるような気がしていて、もうちょっとアクション的な要素とかも加えてよいのかなとか色々と考えてます。

リリース日が後ろにずれ込む可能性は高いですが、いいゲームにできたら嬉しいです。2023年リリースは無理かも。


あともう一つ大きな変化として、来年の4月から社会人になります。

インディーゲーム開発を辞めるつもりはさらさらないのですが、今後どうなっていくのかは私自身も正直分かりません。

ちょっと野心的すぎるかなと思いますが、小さい頃から漠然と学生の内に何か大きなことを成し遂げたいとずっと思っていました。

正直なところ満足できるほどの成功は収められませんでしたし、あと数ヶ月では今作っているゲームをリリースすることもできません。

子供の頃の私には申し訳ないですが、少しだけ期間を延長させてもらえたらと思います。

社会人になるというのに気持ちは子供の頃と何も変わらず、いつまでも夢ばっかり見て。これからも大人にはなれる気がしません。
いつか誰かの心に残るようなゲームが作れることを信じて、これからも細々と頑張りたいと思います。

少し痛いポエマーみたくなってしまいましたが、学生最後なので許してください。

ではまた。