はじめに
今回はMacにTensorFlowを導入してみる記事になります!
といってもこちらの公式サイトにあるpip
を使った導入方法をやっているだけなので大したものではありません。
www.tensorflow.org
一応備忘録としての意味合いも込めて書き残しておきたいと思います。
下準備をする
まずTensorFlow
をインストールする前に以下の3つのライブラリが必要となります。
- python3
- pip3
- virtualenv
一応python2
でもできなくはないですが、今更使う必要はないでしょう。
これらが既に入っているかどうかはバージョンを調べてみると分かります。
$ python3 --version $ pip3 --version $ virtualenv --version
もし導入されていなければ以下の記事を参照してみてください。
MacにPython3をインストールし環境構築【決定版】 - Qiita
仮想環境を作成する
昨日この仮想環境の作り方の記事を書いたので、良かったらそちらも参照してみてください。
https://www.hanachiru-blog.com/entry/2020/04/09/120000
仮想環境の作成
$ virtualenv --system-site-packages -p python3 ./venv
仮想環境の有効化
$ source ./venv/bin/activate
仮想環境から抜ける
$ deactivate
TensorFlowをインストールする
仮想環境に入っているとき(左側に(venv)
と書いている状態)に、以下のコマンドを打ち込んでください。
$ pip install --upgrade tensorflow
この方法でインストールされるものはバージョンが2.0.0であることに注意してください。(2020/4/4)
ネットにある記事にはバージョン1のものも多く、うまく動作しないものも多数ありました。
ちゃんとインストールできているかは以下のコードを打ち込んで正常に動作するか試してみてください。
$ python >>> import tensorflow as tf >>> a = tf.constant(1234) b = tf.constant(5000) add_op = a + b tf.print(add_op)
さいごに
かなり環境構築だけでも一苦労ですよね。
私的にはUnityみたく一つをインストールすればオールOKみたいな世界にしてほしいのですが色んな依存関係があったりして無理なのでしょう。
とりあえず今回はこれくらいで。
ではまた。