はじめに
今回はリモートからラズパイを操作する方法についての記事になります!
ラズパイにモニターやキーボード、マウスなどを接続して扱っている方がほとんどではないでしょうか。
ただリモートでラズパイを操作することで、お手元のパソコンから操作できたらとても便利な機会も多々あると思います。
加えて周辺機器の消費電力の削減にもつながるので、設定をしておいて損はないかもしれません。
では早速やっていきましょう。
ラズパイ側での設定
ネットワークを介してラズパイを操作するには、SSH
という機能を使用するそうです。
それを利用するためには、ラズパイ側でSSH
サーバーを起動しておく必要があります。
左上の設定 -> Raspberry Piの設定
をクリック。
インターフェイスという欄を選択後、SSH
をオンにしてOKを押します。
これでラズパイ側での設定は完了です。
Windows側の設定
まずは以下のサイトからTera Term
をダウンロードします。
ダウンロードファイル一覧 - Tera Term - OSDN
私の場合は、最新版であるteraterm-4.103.exe
にしました。
その後全てデフォルトのままでインストールを完了させてください。
インストールができたら、Tera Term
を起動します。
以下の画像を参考にしながらIPアドレスを記入し、SSHにチェックを入れてOKを押してください。
※IPアドレスが分からないときは、以下のサイトを参考にしながら固定IPアドレスの設定を行ってください。
【RASPBERRY PI】固定IPアドレスに設定する(GUIで) - はなちるのマイノート
このときに初回のみ警告ができますが、そのまま続行をクリック。
するとユーザー名とパスワードを聞かれるので、入力をしてください。
ちなみにデフォルトユーザー名はpi
、パスワードはraspberry
です。特にパスワードはラズパイの設定から簡単に変えられるので、変えておいた方が無難です。
ここまでの操作をすると、ラズパイをコマンドを通して操作することが可能になっているはずです。
さいごに
これでリモートからラズパイを操作することができました。
またこの方法ではコマンドからの操作しかできないので、やや不満を持たれる方がいるかもしれません。
ただVNC
という機能を用いて実際にラズパイのデスクトップを表示できる機能があります。
後ほどこちらの機能についても紹介をしようと思っているので、よければそちらも見てみてください。