はじめに
今回はGameBuilderのチュートリアルの歩き方の最終回になります!
ではやっていきましょう。
一覧
【GameBuilder】GameBuilderのチュートリアルの歩き方① - はなちるのマイノート
【GameBuilder】GameBuilderのチュートリアルの歩き方② - はなちるのマイノート
【GameBuilder】GameBuilderのチュートリアルの歩き方③ - はなちるのマイノート
【GameBuilder】GameBuilderのチュートリアルの歩き方④ - はなちるのマイノート
今回→【GameBuilder】GameBuilderのチュートリアルの歩き方④ - はなちるのマイノート
オブジェクト間のメッセージの送受信をする
ボタンを押したら緑色に変化させる仕組みを作っていきたいと思います。
この仕組みを細かく分解すると、以下の2つの要素に分けることができます。
- 「もしプレイヤーと衝突したら信号を送る」ボタン
- 「もし信号を受け取ったら緑色に変化する」ランプ
ここの信号を送ることを、ここではメッセージを送る・受信すると表現しています。
まずはボタンから作っていきましょう。
メッセージを送信するにはBroadcast Messageカードを使います。
名前 | 機能 |
---|---|
Message | 送信する信号のキー |
Delay | 信号を発するまでの時間 |
次にランプを作ります。
メッセージの受信をしたかを判定するにはReceiveMessageカードを使います。
名前 | 機能 |
---|---|
Message | 受信する信号のキー |
色を変えるアクションはChangeColorカードを用います。
これが終わったら実際にPlayモードでみてみましょう。
クリア条件を付ける
スターを一定数以上集めたら、クリアするという条件をつけたいと思います。
この条件はプレイヤーオブジェクトのロジックに記述されていて、「もし一定以上のスコアが入手したらゲームをクリアする」というIF-THENパネルで実現されています。
Score X pointsカードが一定スコアを入手したときの条件を指定していて、これの中身を書き換えることでクリア条件を変えられます。
名前 | 機能 |
---|---|
Needed score | 条件にするスコア |
Who scores | だれのスコアを対象とするか |
ここで指定したスコア(スター)になると、ゲームをクリアできます。
さいごに
これで一通りチュートリアルを終わりになります。
私は最初マインクラフトのようなものを想像していたのですが、チュートリアルを終えると全然違った印象を受けました。操作はやや独特で慣れが必要な印象を受けましたが、マインクラフトよりも自由度は高いと思います。というか本当に名前の通りゲーム作りのツールです。
またマルチプレイのお手軽さはとても魅力的で、もしStadiaというGoogleのゲームプラットフォームに出展することができればかなり可能性を秘めているツールであるような気がします。
ぜひサンプルゲームも遊んでみると、より面白さが分かるかもしれないので、是非遊んでみてください!
追記
もっと分かりやすくするために動画も用意してみました。
GameBuilder Tutorial - YouTube