バージョン unity2018.3.9f1
はじめに
今回はTimelineで簡単なカメラワークを作ってみる記事になります!
Unity2017からTimeline
という機能が追加されました。この機能を使ってカメラを動かし、ムービーのようなものを簡単に作ることができます。
こんな感じのカメラワークをTimeline
を使いながら作ってみたいと思います。
ということで早速やっていきましょう!
Timeline Editorを開く
Timeline
の編集をするためにTimeline Editor
を開く必要があります。
Window -> Sequencing -> Timeline Editor
をクリック。
このような画面が表示されると思うので、Main Camera
を選択します。
その後にcreate
をクリックしましょう。
するとMain Camera
にPlayable Director
とAnimator
が自動的にアタッチされているはずです。
ちなみにPlayable Director
のWrap Mode
はいじることがよくあるので、少し説明を書いておきます。
Wrap Mode | 機能 |
---|---|
Hold | タイムラインの最後の状態を維持 |
Loop | タイムラインを繰り返し再生 |
None | タイムライン再生前に戻す |
秒での表示にする
最初はTimeline Editor
はフレーム数で表示されています。
どちらかというと秒単位の方が見やすい場合の方が多いと思うので、右上の歯車マークから変更しちゃいましょう。
カメラの動きを録画する
今回は本当に基本的な機能のみを用いてカメラワークを作りたいと思います。
Timeline Editor
にはAnimation Window
のような録画機能が備わっています。
というかTimeline Editor
で作成したアニメーションはAnimation Window
でも編集することができるので、ほぼ同じといってもいいでしょう。
なので、先ほどのAnimation Window
でのアニメーションの作り方を参照してみながら作成してみてみると分かりやすいと思います。
右にある赤い●ポチをクリックすることで録画がはじまります。
録画が終わったらもう一度録画ボタンをクリックして、録画を終了します。
そうしたらTimeline Editor
の再生ボタンを押してちゃんとできているかチェックをしてみましょう。
Playable Director
のPlay On Awake
にチェックが入っているので、再生ボタンを押しても動くはずです。
さいごに
まだ今回紹介した機能は本当に基本的な操作です。ぶっちゃけAnimation
とほぼほぼ変わりません。
ただこれらを組み合わせて使うことができるのがTimeline
のすごいところですので、また記事を書きたいと思います!